骨伝道の親孝行イヤホンって何ですか？

現在一般流通している補聴器や、イヤホンの基本は「より大きい音を出して聞こえやすくする事」にあります。

その結果、小さくてより高出力の商品が多数登場する事になりました。

ですが、音を拡大するという事はその分鼓膜に負担を掛ける事に他なりません。

年を取ればその分、鼓膜の強度に若い頃より問題が発生し付随する機能がある程度上手く働かなくなってしまう事は多い物ですが、この様な時に更に大きい音を使う事を考えてしまうと結果として重度の聴覚障害を引き起こしてしまう事にも繋がります。

これは年配者だけではなく、若年層にとっても最近問題になっています。

ネットやモバイルの普及で大音量で動画等を楽しむ機会が増えたことを原因として、若くして難聴になってしまう人も少なくありません。

その問題を解決したのが、骨伝道を使った親孝行イヤホンです。

具体的には集音機セットとTV専用セットの2種類ありますが、従来機種の様に小さい音を大きくして拾う事で、聴力を補う方法論を使っていません。

音声振動技術を使う事で、イヤホン部分が鼓膜の機能を代行し、直接内耳に音を届けてくれるので鼓膜に負担が無く音を聞き取る事が可能です。

鼓膜が仮に無い状態であったとしても、機械がサポートしてくれますので、健常者と同じ様に問題無く音を聞き取る事が出来ます。

ちなみに、今現在聴覚に問題が無いという人が使う場合でしたら、機械を通した音と鼓膜で聞く音の2種類の音を聞く事等も可能です。

聴覚への負担を減らすという意味で、問題の有無に関わらず大きいメリットがある機械なので、思う所がある場合には使ってみるのも1つの選択肢と言えます。